銀行員と資格

銀行員は資格を沢山とります。

 

「第一種証券外務員」「内部管理責任者」

「生保販売資格(一般・専門・変額)」「損保販売資格」

以上4つを必須資格として、その他

「FP2級」「銀行業務検定(法務・税務・財務3級)」

コンプライアンスオフィサー2級」

を2年目終了時までの課題として提示されました。

 

必須資格についてはテクニックがあり問題も難しくないため知識が定着していなくても合格してしまいますが、FPと銀行業務検定はそれなりの対策が必要です。

同期の半分くらいは必須資格でも躓いてしまいます。資格の有無でシステマチックに人事考課に影響を来すわけではないようですが、間違いなく上司の信頼を損ねます。

地方銀行は富裕層の担当などを(よく考えてない)上席が一存で割り振ることがあるため、上司の信頼を失うと美味しい案件を任せてもらえず、地道なマーケティングで時間をとられることになります。

資格が云々というより、試験に行ったら合格して帰ってくるような人だと思われると、支店で働きやすくなると思います。

 

なんでこの人がストレートで昇進しているんだろうと思えば、中小企業診断士やFP1級、社労士の資格を持っていたりします。人事部からすれば保有資格は批判の声を躱す良い材料になるのでしょうね。