数的処理の勉強

数的処理の問題は

 

①分岐がなく、仮定を必要としないまま条件を羅列すれば解が定まるもの

②分岐があり、仮定の上で進めていくとどちらかで矛盾が発生し解が定まるもの

の二つの大きな区分けがあり、難易度を上げる方法はそれぞれに1つしかありません。

 

①については条件を利用できるようにするまでの道のりを複雑にしたり(ド・モルガンの法則など)、数学的な知識を要求したり(整数問題など)することで難易度が上がります。対策は参考書を読んでオーソドックスな条件の隠し方を覚えることです。

 

②については仮定を2つ以上必要とするもの、余事象を使うもの、仮定したうえでさらに仮定を要求し3つ4つと分岐するもの。対策は過去問を解くことです。

過去問を2年度分も解けば、数的処理の分岐についてどの程度の難易度なのかが概ね理解できるはずです。「分岐は2つだけ、2つに仮定してそれぞれ再度条件と整合性を確かめれば時間をかけずに片方が潰れる設計になっている」くらいのことがわかります。

 

もちろん①と②を組み合わせて難しい問題を作ることもできますが、

過去問を3年度分も解けば例えば「1問は少しマニアックな知識を要求する問題がでる」とか「1問は複雑な分岐があるが選択肢から簡単に1つに絞り込める問題が出る」といったことまでわかるようになり、本番でも高をくくった状態で開放の手探りができるはずです。イレギュラーで難しい問題が出ても大丈夫です。だってみんな解けないですし、みんな解けない問題を出すとそれだけ選考の制度が落ちますから、人事に配属された公務員が自分の代に難易度のベアをするとは考えづらいからです。

銀行員と資格

銀行員は資格を沢山とります。

 

「第一種証券外務員」「内部管理責任者」

「生保販売資格(一般・専門・変額)」「損保販売資格」

以上4つを必須資格として、その他

「FP2級」「銀行業務検定(法務・税務・財務3級)」

コンプライアンスオフィサー2級」

を2年目終了時までの課題として提示されました。

 

必須資格についてはテクニックがあり問題も難しくないため知識が定着していなくても合格してしまいますが、FPと銀行業務検定はそれなりの対策が必要です。

同期の半分くらいは必須資格でも躓いてしまいます。資格の有無でシステマチックに人事考課に影響を来すわけではないようですが、間違いなく上司の信頼を損ねます。

地方銀行は富裕層の担当などを(よく考えてない)上席が一存で割り振ることがあるため、上司の信頼を失うと美味しい案件を任せてもらえず、地道なマーケティングで時間をとられることになります。

資格が云々というより、試験に行ったら合格して帰ってくるような人だと思われると、支店で働きやすくなると思います。

 

なんでこの人がストレートで昇進しているんだろうと思えば、中小企業診断士やFP1級、社労士の資格を持っていたりします。人事部からすれば保有資格は批判の声を躱す良い材料になるのでしょうね。

銀行員と土日

こんばんは。

 

週末ですが飲み会はありませんでした。9月は期末であり、支店の雰囲気もおだやかなものではありあせん。飲み会好きな管理職のお店だと週3~4で飲んだりするところもあるようです。若手はあまり管理職との宴会を好んでない様子ですが、どうなんでしょうね。

 

公務員予備校では土日は7~9時間は勉強しろと講師の先生がおっしゃっていました。そんなに勉強しなくたって受かるんじゃないかと高をくくっていますが、合格後も法律系の資格を目指すのであれば合格ラインぎりぎりの勉強は却って低コスパなのかもしれませんね。

 

最近はネット銀行やイオン銀行など土日でも元気に営業する銀行形態が増えてきたせいか、店舗を構えるクラシックな地方銀行も土日は相談会やら顧客訪問やらで忙しなく業務を行っています。ハード面で効率的にバージョンアップされている後進の業務形態に古い体質のままスタッフのパワーで追いつこうとしても負担を増やすだけだと私は思いますが、銀行に留まらず中小企業ってそういうものなのかもしれません。動員できるマンパワーがある会社っていうのも、先細りの日本経済の中では今後貴重になるかもしれませんね。

ミサイルと銀行

今日の銀行は今朝から北朝鮮のミサイル発射で持ち切りでした。

 

9時の開店と同時に日経系の投信ホルダーへの電話連絡に勤しむわけですが

一方で底値拾いの追加購入を狙うチャンスでもあるわけですね。

 

実際日経平均は今日19,280円まで下がりましたがお昼前に持ち直し始め19,362.55円の終値。私は18,000円台までいっちゃうんじゃないかとひやひやしていましたが思ったより・・・という印象でした。実際日銀の買い支えが効いているんでしょうか。

 

運用に関する用語や情勢はよくわからないことばかりですし客観的な情報リソースを得づらいなあというのが実感です。twや個人のブログ、Bloombarg、ヤフーファイナンスの記事は読んでもまだ今一つ飲み込むことができないので、日経新聞WBSが私の大事な情報源です。ほかの銀行員はどうやって知識を得ているんでしょうか?

退行時間と勉強時間

仕事から帰ってきました。

 

銀行の出勤時間は8時前後なため、それに合わせ朝7時に起きています。本当は朝勉強する方がいいという言説をよく聞きますが、起きられたためしがありません。

 新人は掃除や郵便物の回収などすることがあるので早い出勤です。銀行は敷地に緑を植えたりすることが多いので月曜日は吐しゃ物の掃除から始まることも多いです。

 

退行は19時前後。17時以降はサービス残業です。管理職が本部出身や他業界出身などでモチベーション管理に詳しい人でない限りダラダラ残業する方が一般的だと思います。

私は帰りの電車で参考書を読みたいので職場の近くで夕飯を済ませ、先輩や上司たちと時間をずらして帰ります。実際は参考書を読んでもあまり頭に入らないので、帰ってからスムーズに勉強に入るために働き方に関する本や地方行政に関する本を読んで

 モチベーションを上げることが多いです。(これには知り合いに遭遇した時のリスクヘッジもかねています)

 

ルネッサンス ― 再生への挑戦

ルネッサンス ― 再生への挑戦

 
地方自治講義 (ちくま新書 1238)

地方自治講義 (ちくま新書 1238)

 

 

 (最近読んだ本)

 

家に帰って、20時ごろから23時ごろまでだらだら問題集を解いています。

私は法律・経済の勉強を大学でしなかったため、今月は憲法、来月は民法という感じで進めていこうかなと思っています。

地方銀行から県庁を目指す

初めまして。

私は地元の国立大学(文系)を卒業し地元の地方銀行へ就職した新入行員です。

県庁への夢を諦めきれずこの夏県庁を受験しましたが一次試験からちんぷんかんぷんであえなく敗戦。

 

来年の合格を目指すべく、モチベーターとしてブログを始めることにしました。

だれかに見られている、だれかに報告するという意識をもって勉強のこと、公務員のことを。

 

転職後も銀行での経験を無駄にしないよう銀行のこと、金融のこと、経済のこと。

 

そして転職を目指す、諦める私の後輩たちへの一つの手がかりとして転職活動のこと、仕事観のことをざっくばらんに書こうと思います。

 

よろしければご覧ください。